夜の晩酌のお供として少し強めなお酒を好む人も多く居るのではないでしょうか?私も度数の高いお酒が好きでついつい飲んでしまいます。
そんなアルコール度数が高くて中気軽に手に入る人気の高いお酒といえばストロングゼロなどのアルコール度数9%のお酒がございます。
そこで今回はアルコール9%のストロングゼロを飲むとどのくらい酔うのか、また何本飲むと危険な領域まで行ってしまうのか、など実際に私自身の体験談も踏まえて細かくご紹介させていただきます。
日頃からアルコール9%のお酒をよく飲むと言う方はぜひ参考にしてみて下さい。
アルコール9%のお酒とは
まずはアルコール9%のお酒ってどのくらい強いの?と言うとこから述べていきます。アルコール9%のお酒は基本的に缶のお酒としては1番アルコール度数の高いお酒(例外で昔アルコール12%のチューハイが販売されていた時期もありましたが…)として販売されていますが多くの場合はハイボールやチューハイとなっています。
またアルコール9%で有名なお酒といえばストロングゼロと言う人も多いでしょう。
そんなアルコール9%のお酒も350ml缶と500ml缶の2種類があり、今回は「500mlのストロングゼロ」を中心にお話をさせていただきます。
ストロングゼロとは?
そしてストロングゼロとはどんな商品?よく見かけるけど実際にはあまり飲んだことがない。という方も多いと思うので、簡単に紹介させていただきます。
ストロングゼロはサントリーが販売する缶チューハイで、アルコール度数としては9%になります。ほろよいであれば3%、缶ビールであれば約5%という度数から見ても、ストロングゼロのアルコール度数はかなり高いという事が分かりますね。
値段もスーパーなどであれば350ml缶が110円ほど、500ml缶でも170円ほどとかなり安く購入できるう上、アルコール度数が高いので安くて酔いやすい商品としても有名ですね。
ストロングゼロはなぜ人気?
続いてストロングゼロがお酒好きの多くの人に愛される人気商品となった理由についてですが、やはり口当たりが良く飲みやすい上に安くておいしい、早く酔えるという所から人気が出ているようです。
また、数多くの種類が販売されており、缶チューハイの定番でもあるレモンやグレープフルーツをはじめ期間限定でアセロラやメロンなど様々な新商品が発売されるのもうれしいポイントです。
ストロングゼロがやばいと言われている理由とは?
では次にそんなストロングゼロがやばい、危険だなどと言われている理由についてご紹介させていただきます。先ほど述べさせていただいた通りストロングゼロはアルコールが9%とかなり高めでありつつ、味もおいしくどんどん飲めてしまう為気づいたら過剰摂取となってしまい肝臓にかなり負荷がかかるほど飲んでしまっているなんて人も多いでしょう。
また、ストロングゼロの500ml缶1本の中にはテキーラのショットグラス4杯弱のアルコール量が入っているのです。
また、ストロングゼロがやばいと言われている理由の1つとしてアルコール依存になりやすいという例も挙げられています。はじめのうちはアルコール度数の低いほろ酔いのようなお酒でも満足していたはずなのに、気づいたらストロングゼロじゃないと酔えなくなってしまったなんてことはよく耳にします。
ストレス発散としてもお酒を飲む人は多いですが、やはり知らず知らずのうちに飲みすぎてしまうという事もやばいと言われる理由ですね。
なのでストロングゼロは味や値段などを含めいろいろな理由から依存しやすいお酒とも呼ばれています。
ストロングゼロは肝臓で分解されにくい?
では次にストロングゼロが肝臓へ及ぼす影響についてご紹介させていただきます。先ほどおおまかに危険だとかやばいだとかを述べさせていただきましたが、具体的にどんな成分が入っているのかについてお伝えさせていただきます。
ストロングゼロに含まれている成分とは?
主にストロングゼロのアルコールとして使われているのがウォッカになります。ウォッカは通常販売されているものですとアルコール度数40%ほどのとても強いお酒になり、ストロングゼロではそのウォッカを9%ほどまで薄めているようなイメージになります。
アルコールを多く摂取してしまうと臓器に大きく影響が現れ、特にアルコールを分解するとされる臓器である肝臓にとても大きな負担がかかってしまう事は間違いありません。
基本的にはどの味でも同じ成分が含まれているのですが、共通して人口甘味料も含まれています。この人工甘味料は肝臓で分解されるアルコールの量を鈍くしてしまう作用もある為、通常人工甘味料を摂取しなかった場合と比べるとアルコールが抜けるのが遅くなってしまいます。
こういった内容からストロングゼロの成分としては肝臓に負担をかけやすい成分が大多く含まれているという事も言われています。
9%缶のアルコール量や適正量とは?
続いてアルコール9%缶にどのくらいのアルコール量が入っているのか、また人間の1日のアルコール摂取量の目安はどのくらいなのかと言うところについて述べていきます。
まずアルコール9%缶のアルコール量ですが単純にお酒全体の量に0.09を掛けてあげれば良いと思われがちですが純アルコール量はさらに0.8を掛けた数値になりますので350ml缶であれば1本あたりのアルコール量は25.2g、500ml缶であれば36gと言う数字が出るでしょう。
では続いて健康的なアルコール摂取量の目安についてです。一般的には成人男性で1日の20gのアルコールまでが健康的に問題のない範囲と言われています。
と言うことはつまりアルコール9%缶を1本飲んだ時点で実は適正量をオーバーしてしまっているのですね。
ただ必ずしも適正量以内に収めなければならないと言うわけではなくあくまでも1日のあたりの目安なのでオーバーしてしまったらアルコールを一切摂取しない休肝日を設けるなどして調整しましょう。
アルコール9%はどのくらいで酔う?
次にアルコール9%缶を飲んだらどのくらいで酔ってしまうのかと言う疑問ですが、こちらは人によっても大きく変わってくるでしょう。
個人的なイメージとしては口にし始めて少し経つとアルコールが体内に入ってきた感覚を得ることができ、500mlを1本飲み終わる頃に酔っ払うと言うまではいきませんがかなり酔う手前くらいまでは来ているようなイメージですね。
そして2本目を飲み切る時には酔っていると言う状況が出来てると言った感じになるでしょうか。
ただ先ほども述べた通りお酒の強さには個人差があり、1本目でベロベロに酔ってしまう人もいれば2本飲み終えた後でもあまり変わらない人もいるかと思います。
9%缶を飲んでからアルコールが抜ける時間
続いてはアルコール9%缶を飲み終えてからどのくらいの時間経過すればアルコールが抜けるのかという点についてです。基本的にはイメージとして夜お酒を飲んだ場合一晩寝て翌朝にはアルコールが抜けていると言う感覚の人が多いでしょう。
しかしアルコール9%缶の場合は飲み過ぎてしまうと翌朝目が覚めてもなんだかまだお酒が残っていて頭が痛いなどと言う症状が出る場合があります。いわゆる二日酔いと言うものですね。
このような状態ではまだアルコールが体内に残っている形となるので例えば車を運転したりすると飲酒運転になってしまうこともあるので注意が必要です。
ではアルコールをどのくらい摂取したらどのくらいの時間を空けなければ抜けないのかと言うと個人差はありますが下記の計算式に当てはめるとざっくり分かるようです。
体重(kg)×0.1=1時間で分解可能なアルコール量
と言う形になりますので先程のアルコール9%の缶で当てはめてみるこのようになるのではないでしょうか。
体重60kgの人が350ml缶を飲んだ場合
60×0.1=6
25.2÷6=約4時間12分
となりますのでアルコールが抜けるのにかなり時間がかかることが分かりますね。仮に80kgの人が500ml缶を2本飲んだ場合だとアルコールが抜けるまで9時間かかると言う計算になります。
あまりにも多く飲み過ぎてしまうと夜飲んで翌朝出勤するまでにはスッキリするつもりがまだお酒が抜け切らず朝になってもぼーっとして気持ち悪いと言う状況が起こるのは時間的に抜けきっていないからです。
体質によってはもっと早いスピードでアルコールが抜ける人もいますがいくら多くても目覚める時には全てアルコールが抜け切るくらいの量にしておきましょう。
アルコール9%缶は強くて危険?
続いて今まで述べてきたアルコール9%缶についてですが飲み過ぎてしまうとやはり危険なのかと言う点についてです。
500ml缶に関しては適正量の1.8倍のアルコールを1本で摂取してしまうことになるので飲み過ぎると体的にも危険となる訳です。
缶チューハイはジュースのようにグビグビと飲むことができてしまいあっという間に500ml缶2本を飲み切ってしまうなんてことも多々あります。
その後1週間全くアルコールを口にしないなどであればまだ良いですが毎日のようにその生活を続けていると肝臓などが健康診断で引っ掛かるようになってしまったりとツケが回ってくるはずです。
アルコール9%は何本飲んだらやばい?
次にアルコール9%缶を一体どのくらいの量飲んだらどうなってしまうのかを述べていこうと思います。
ただお酒に強い人、弱い人いらっしゃると思いますがこの記事を見ている人であればある程度お酒が好きでアルコール9%缶も日頃から嗜んでる程度の人だと思いますのでそのくらいのレベルの方を当てはめて考えてみてください。
また500mlのアルコール9%缶の本数としてみていただければと思います。
1本
まずは1本ですが、アルコールを日頃から嗜んでいてお酒が好きでと言うような人であれば1本飲んだくらいで次の日に影響がある人はまず居ないでしょう。
とは言え飲み終わった直後はアルコールが回り始めてほろ酔い気分になるので全くお酒が入っていない時と同じ状況というわけではありません。
2本
次に2本飲んだ場合ですが、お酒があまり強くない人であれば翌朝起きた時に頭が痛かったり気持ち悪くなる人も出てくる本数です。
ただ強い人であればなんともなく平常通り普通に出勤することができるでしょう。
3本
そして3本飲んだ場合はまずほとんどの人が飲み終わる頃にかなり酔っ払ってしまっているのが現実です。
さらに次の日朝起きて全てアルコールが抜けていると言う人は少なく、平日の場合は二日酔いのまま出勤する覚悟を持たなければ飲んではいけない領域に入ってくるでしょう。
4本
アルコール9%缶を4本飲むと言うと2リットルのペットボトル1本分の量を飲むと言うことになります。たしかに飲んでいるうちは気づいたら4本飲んでしまったなんてことはあるかもしれません。
というのも家にお酒が置いてあると4本目を飲み始めたあたりから自分がどのくらいの量を飲んでいるのかがどうでも良くなってしまい次々とお酒を求めるようになるのもこの辺りからです。
間違いなく翌日は頭痛に襲われてお酒を大量に飲んだことを後悔するでしょう。
5本以上
いくらお酒の強い人でもここまで行くと飲んでる途中に吐いたりと言うことが起こってきます。
また意識を失い救急車に運ばれてしまう人も中に入るかもしれません。
5本アルコール9%缶を飲んだとするとアルコールの摂取量としては180gとなり通常の摂取目安量の約9倍の量になります。
体重60kgの人が飲んだ場合全て抜けるまで30時間となる為翌日1日中体内にアルコールが入っている状態で過ごすことになります。
これ以上は死を覚悟しても良いレベルになるのでやめておいた方がいいでしょう。
アルコール9%缶は体に悪い?
最後にアルコール9%缶は体に悪いのかという点についてですが1本飲んだだけで標準摂取量を上回ってしまうので体に良いか悪いかで言ったらあまり良くはないかもしれません。
ただたまにはお酒をたくさん飲みたい、強いお酒を飲みたい、という気持ちになる時もあるはずなのでそういう時は日を限定して飲み過ぎずに楽しむというのが良いのではないでしょうか。
アルコール9%についてまとめ
今回はアルコール9%のお酒についてご紹介させていただきましたがいかがだったでしょうか。私自身もお酒が好きでアルコール9%のチューハイはよく飲みます。
ただ3本以上飲むとやはり翌日影響がでる事も多いので飲む本数は制御して飲み過ぎてしまったなと感じた翌日は休肝日としています。
このように定期的に強いお酒を飲む分にはそこまで体に影響はないのではないかと思われますので身体を大事にしながらお酒を飲むようにしてみてはいかがでしょうか。
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