ふとこんな事を思ったことはありませんか?「うちの会社、飲み会が多いけど、これって良い会社なの…?」。
最近は“飲みニケーション”の価値が見直されつつありますが、同時に「飲み会が多くて疲れる」「自由参加とは言うけど断りづらい…」という声も多く聞かれます。
そこで今回は、飲み会の多い会社の特徴や、参加・不参加それぞれのメリットとデメリット、なぜ飲み会が多いのか経営層の方針についてなどを詳しくご紹介します。
私自身は比較的飲み会に常に参加している方ですが、体験談も交えながら「飲み会が多い会社=良い会社なのか?」を細かく解説していきます😊
飲み会の多い会社の特徴とは?
飲み会の多い会社には、いくつか共通する特徴があります。単に“飲みたがりが多い会社”というだけではなく、組織文化や経営方針が深く関係していることも多いです。
- 社員同士の人間関係を重視する社風
- 経営層や上司がフランクに交流を好む
- 社内イベントや懇親会が活発に行われている
- 比較的経済的に安定しており、会社補助が出る
- 社員が“また集まりたい”と思う空気がある
私の今の職場では会社オフィシャルで開催されるものが月に1回程度、仲のいい同僚での飲み会が月に3回程度と、個人的には比較的頻度多く飲みに行っています。
仲の良い同僚との飲み会はもちろん実費となりますが、会社オフィシャルの飲み会は全額会社が負担してくれるため、「自由参加でも気軽参加できる!」という雰囲気が社内で自然にできていました。
社長もよく参加してくれたので、普段なかなか話せない上層部の人とも距離が縮まる良い機会となり、会社全体に一体感が生まれているように感じます。
このように、飲み会が多い会社は“人とのつながり”を大切にしているケースが多く、風通しの良い社風を作る一因になっています。
経済的に安定している会社ほど飲み会が多い?
会社オフィシャルで全額負担してくれる飲み会を定期的に開催できる会社は、実は経済的にも安定している場合が多いです。
例えば、忘年会や歓迎会などを会社負担で開催してくれる企業は、それだけ社員交流にコストをかけられる余裕があるということ。
ただし注意点もあります。飲み会の頻度が多くても「毎回実費」「経費ゼロ」という会社も存在します。そうなると、社員の金銭的負担が増えてしまい、「多い=良い」とは限りません。
| 飲み会の開催タイプ | 特徴 | 社員への影響 |
|---|---|---|
| 会社が全額負担 | 経済的余裕があり、福利厚生の一環。 | 社員のモチベーションUP・参加率も高い。 |
| 一部会社負担 | 多くの企業が採用。負担が少なく参加しやすい。 | 自由参加でも参加率が安定する。 |
| 全額実費 | 社員任せ。頻度が多いと金銭的に負担。 | 参加を避ける人が増える傾向。 |
「飲み会を多く開催できる会社=お金がある会社」と単純には言い切れませんが、少なくとも社員の交流に投資できる余裕があると考えられます。
社長や経営層が飲み会好きな会社のメリット
経営層が飲み会を重視する会社は、社員との距離が近くなる傾向にあります。
特に中小企業やスタートアップでは、社長が“社員と直接話す場”として飲み会を設けていることも多いです。
たとえば、あるIT企業では月に1回「経営層と語る飲み会」というイベントを実施しているようです。
普段は話しにくいアイデアや意見を、リラックスした雰囲気で伝えられるのが魅力です。
実際、そこから新しい企画が生まれたり、異部署とのコラボが決まることもありました。
また、トップが社員との交流を大事にする会社は「社員を単なる労働力としてではなく、人として尊重している」ことの表れでもあります。
上司・部下関係を超えて雑談できる環境は、結果的に仕事のしやすさにもつながります。
飲み会参加のメリット・デメリット
ここで一度、「飲み会に参加する」「しない」それぞれのメリット・デメリットを整理してみましょう。
| 区分 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 参加する場合 | ・上司や経営層と距離が縮まる ・他部署との情報交換ができる ・人間関係が円滑になり仕事が進めやすくなる ・経費だとタダでお酒が飲める |
・実費だとお金がかかる ・プライベートの時間が減る ・お酒が苦手だと疲れる |
| 参加しない場合 | ・時間を自由に使える ・お金がかからない ・無理して気を使う必要がない |
・情報の共有が遅れることがある ・“ノリが悪い”と見られることも ・社内の人間関係が築きづらい場合もある |
私自身、過去に「全員参加が当たり前」の会社に勤めたことがありますが、いくら飲み会好きな私でも経営層など気を使う人との週1回の飲み会は正直きつかったです…。
ただ、上司との距離が近くなったことで昇進のチャンスが増えたというのは事実です。
一方で現在の職場は完全自由参加で、会費も会社が全額負担。自分のペースで参加できるので、チームのメンバーもストレスなく、より良いバランスを感じています。
飲み会をきっかけに昇進のチャンスも!
そしてポジティブな面としては経営層と直接話せる貴重なチャンスとして、昇進を狙うために活用している社員も多いんです。
普段は部署が違って接点の少ない役員や部長と、ざっくばらんに話せるのが飲み会の魅力。仕事の姿勢や考え方を伝える場としてうまく使えば、上層部の印象に残ることも少なくありません。
実際に社内にも飲み会を通じて上層部の方々と仲良くなり、次第に仕事でも接点を持つようになって、それが社長の耳にも入って新規プロジェクトのリーダーに抜擢され、数年後には課長に昇進した事例もあります。
本人は「飲み会がなければ社長に自分を知ってもらう機会すらなかった」と振り返っています。
もちろん、ただ参加するだけではなく、前向きな姿勢や建設的な話題を心がけることが大切です。酔って愚痴を言うよりも、「自分はこんな課題に挑戦してみたい」と話すことで、経営層に“成長意欲のある社員”として認識されやすくなります。飲み会を単なる付き合いの場ではなく、キャリア形成のチャンスと捉えることで、社内での評価を高めるきっかけにもなるのです。
「自由参加」が前提の会社が理想的
飲み会の多い会社でも、最も大切なのは「自由参加」であることです。
“強制参加”や“断りにくい空気”があると、せっかくの交流がストレス源になってしまいます。
理想的な会社では、以下のような方針がとられています👇
- 参加・不参加の自由がある(欠席しても評価に影響なし)
- お酒を飲めない人への配慮(ノンアルコールOK)
- 参加費を会社が一部負担
- 飲み会以外にも交流の場がある(ランチ会・社内イベントなど)
たとえば、あるメーカーでは「参加自由・飲み放題代は会社負担・軽食付き」という形を取っています。
そのおかげで、誰も無理をせず、自然に「行きたいときだけ行く」雰囲気が定着していました。
このような仕組みを整えている会社は、社員の多様性を尊重していると言えます。働き方が多様化する今、こうした柔軟なスタンスの企業が“良い会社”と感じる人も増えています。
飲み会が多い会社での上手な付き合い方
飲み会の多い会社に勤めている場合でも、無理をしないことが大切です。
「全部参加しなければいけない」と考える必要はありません。
上手な付き合い方のポイントはこちら👇
- 自分の体調・予定を最優先に考える
- 行くときはしっかり楽しむ姿勢で参加
- 行けないときは早めに丁寧に断る
- 飲めない人はソフトドリンクでOK!
- 翌日影響が出ないようにセーブする
私も以前、飲み会を断るときに「すみません、今日は家族の予定があって」と伝えたら、上司が「全然OK!次回よろしくね」と快く返してくれました。
このように“断りやすい空気”を作れる会社は、信頼関係が築かれている証拠です。
飲み会が多い会社を見極めるポイント
就職・転職を考えている方は、「飲み会が多い会社=良い会社」とは限らない点を覚えておきましょう。
面接や会社説明会などで、次のポイントをさりげなくチェックするのがおすすめです。
- 飲み会の頻度(月何回程度か)
- 参加は自由か、暗黙の強制があるか
- 費用は会社負担か、実費か
- お酒を飲まない人への配慮があるか
- 飲み会以外の交流イベントもあるか
たとえば、「社員交流を大切にしています」と言いながら“毎週金曜は全員飲み会”という会社もあります。
それが合う人もいれば、しんどい人もいます。自分の性格やライフスタイルに合うかどうかを確認しておくことが大事です。
一方で、「月1回・自由参加・会社補助あり」というスタンスの会社は、無理せず交流を楽しめる傾向があります。
“飲み会が多い=ブラック”と決めつけるのではなく、運用の仕方を見極めましょう。
まとめ:飲み会が多い会社は“人を大切にする会社”の可能性も
飲み会が多い会社は、一見「面倒そう」と思われがちですが、実は“人とのつながりを大切にしている会社”でもあります。
経営層が積極的に関わり、社員同士が仲良くなることで、仕事のしやすさやモチベーション向上につながることもあります。
ただし、重要なのは次の3点です👇
- 参加が自由であること
- 金銭的・時間的な負担が大きすぎないこと
- お酒を飲めない人への配慮があること
これらが整っていれば、「飲み会が多い会社」はむしろ“良い会社文化”と言えるでしょう。
逆に、強制参加・全額実費・お酒の強要があるような会社は注意が必要です。
飲み会は、上手に活用すれば人間関係を深め、仕事をより楽しくするきっかけになります。
「自分のペースで参加できる」環境が整っているなら、きっとあなたにとって居心地の良い会社になるはずです😊
仕事も飲み会も、バランスが大切。
自分らしく働ける環境を見つけて、楽しい職場ライフを送りましょう!🍺✨


コメント