社会人になると避けて通れないのが「会社の飲み会」。
気の合う仲間となら楽しい時間ですが、正直面倒な上司が居たり、偉い人がいると「気を使うし行きたくない…」と感じる人も多いのではないでしょうか?
最近ではハラスメントへの意識も高まり、無理に参加する必要はない時代になりました。
それでも「上司の誘いを断るのは気まずい」「断り方がわからない…」と悩む人も少なくありません。
今回は、そんな悩みを持つ方に向けて、実際に中間管理職をしている私自身の体験談を交えながら“会社の飲み会を上手に断る方法”をご紹介します😊
上司の飲み会を断っても大丈夫?今どきの職場事情🍺
昔は「上司の誘いは断るなんてもってのほか」という雰囲気がありましたよね。
しかし、今は時代が大きく変わりました。パワハラ・アルハラといったハラスメントに対する意識が高まり、「飲み会の強制」は明確にNGとされています。
実際、私自身も会社の後輩に声をかける時は何人か入っているチームのグループチャットのようなところで「この日に空いてる人で飲みに行こう!」と声をかけるパターンを多くしています。
そうする事によって個人で声をかけられるより複数名に対して声をかけているので、もちろん予定がある人も居るし、毎回来てくれる人も居るという流れを作ることができています。以前のように“参加が当たり前”という空気はほとんどなく、むしろ「休みたい時はゆっくり休んでね」というスタンスの人が多くなっています。
厚生労働省の調査でも、若い世代ほど「職場外の飲み会は不要」と答える傾向にあるそうですが、歳の近い先輩後輩であれば楽しい場として活用してくれる人も多いので、
今は「飲み会=コミュニケーションの場」というよりも、「希望者が気軽に集まる場」へと変化しているんですね✨
つまり、上司の飲み会を断っても罪悪感を持つ必要はまったくありません!
むしろ、自分の時間を大切にする姿勢が評価されることもあります。
上司が誘ってくる本当の理由とは?😳
そしてこちらも気になるポイントだと思いますが、「正直、上司はなんで誘ってくるんだろう…?」
そう思ったことがある人もいるのではないでしょうか。
管理職の立場からすると、上司側も“誰でもいいから誘っている”わけではありません。
ほとんどの場合、「もう少し仲良くなりたい」「仕事で話しづらいことを気軽に話したい」というポジティブな理由があります。
たとえば私の友人は、営業部の上司から頻繁に飲みに誘われており、最初は「面倒くさいな」と思っていたそうですが、後日その上司が「佐藤さんに次のチームリーダーをお願いしたいと思っててね」と話したそうです。
つまり、信頼関係を築くための誘いだったのです。
もちろん、誘われること自体がストレスに感じる人もいますが、「上司にとっても距離を縮めたいサイン」だと理解すると、少し見方が変わるかもしれません😊
あとは単純に距離感の高い上司が飲み会好きなだけと言うパターンもあります。その場合上司側が楽しみたいと言うだけと言うこともあるので、面倒な説教だったりは無く楽しく飲める場合が多いのではないでしょうか。
角が立たない!上手な飲み会の断り方3選✨
それでは本題の実際に上司からの飲み会の誘いをどうやって断ればいいのか?
ポイントは「誠実さ」と「言い方の柔らかさ」です。
① 別の予定を理由にする(王道かつ無難)
一番スムーズなのは、「その日は別の予定がありまして…」と伝える方法です。
具体的に言わなくても構いません。「友人と約束がある」「家族と食事をする」「通院の予定がある」など、自然な理由でOKです。
上司も「仕方ないね」と納得しやすく、角が立ちにくい断り方ですし、それでも無理やり来させようとする上司は今時いないはずです。
② 体調やメンタル面を理由にする
「最近少し疲れていて」「体調を整えたいので」など、自分の健康を理由にするのも効果的です。
無理をして参加しても楽しめないので、正直に伝えるのが◎。
特に、連日の残業後などに誘われた場合は、「今日は少し休ませてください」と素直に伝えましょう。今どきの上司なら理解してくれるはずです。
③ 代替案を出す(関係を保ちたい場合)
もし上司との関係を悪くしたくない場合は、「また別の日にランチでもいかがですか?」と代替案を出すのもおすすめ。
「誘ってくれて嬉しいです」と前向きな気持ちを添えることで、印象がとても良くなります💡
このように、上司の気持ちを立てつつ自分の時間も守るのが、現代的な“スマートな断り方”です✨
それでも断りづらい時はどうする?実際の体験談🍶
私自身も少し前までは直属の上司から頻繁に飲み会に誘われていました。
最初は断る勇気がなく、「今回だけ…」と思って参加していたのですが、気づけばほぼ毎週飲みに行くハメに😅
しかし、ある日思い切って「最近疲れが取れなくて、少し休みたいです」と伝えたところ、上司は意外にも「無理させてたね、ごめん」とあっさり理解してくれました。
その後は飲み会に誘われる回数も減り、関係も以前より良好に。
また、別の同僚は「上司との飲み会がどうしても苦痛」と感じ、最終的に転職を決意。
結果的に今は「飲み会なし」「完全定時退社OK」の会社に転職し、ストレスが激減したそうです。
つまり、無理に付き合い続けるよりも、自分に合った環境を選ぶことも立派な選択肢なのです🌱
断るときに気をつけたいNGワード⚠️
せっかく断るなら、できるだけ印象を悪くしたくないですよね。
以下のような言い方は避けたほうがベターです。
- 「行きたくないです」→ストレートすぎて印象が悪くなる
- 「あのメンバーとはちょっと…」→陰口のように聞こえてしまう
- 「飲み会って無駄ですよね」→価値観を押しつけてしまう
大事なのは「行けない理由」ではなく「断り方のトーン」です。
少し申し訳なさそうに、でもはっきりと伝えるのがポイント😊
たとえば、
「お誘いありがとうございます!その日は予定があって難しいですが、また今度ゆっくりお話しできたら嬉しいです」
このように伝えるだけで、印象はグッと良くなります✨
それでも断れない環境なら転職も視野に👀
もし何度も丁寧に断っているのに、「なんで来ないの?」「ノリ悪いね」などと言われる場合…
それは職場の文化や上司の考え方に問題があります。
今の時代、「飲み会に行かない=協調性がない」という考え方はもう古いです。
自分の意見を尊重してくれない環境で働き続けることは、ストレスの原因になります。
私の友人の中には、何度も断りづらい雰囲気に耐えかねて転職した人もいます。
その方は「今は自分の時間ができて本当に幸せ」と話していました🌿
職場の雰囲気は会社によって全く違います。
「飲み会文化」が合わないなら、無理せず環境を変えるのも十分アリです。
まとめ:自分の時間を大切にしながら、上手に距離を保とう😊
会社の飲み会を断ることは、決して悪いことではありません。
むしろ、自分の時間を大切にしている証拠です。
✔ 今は飲み会の強制はハラスメントに該当することもある
✔ 上司は「仲良くなりたい」気持ちで誘ってくれている場合もある
✔ 別の予定や体調を理由にすれば角が立たない
✔ どうしても断れない環境なら転職も視野に入れてOK
上手に断りつつ、上司や同僚との関係も大切にするのが現代的な働き方✨
「飲み会に行かない勇気」も、立派な自己管理のひとつです🍀
自分の時間を大切にして、心に余裕を持ちながら働ける職場を目指していきましょう!🌸
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