ちょっとした飲み会のつもりが、気づけばお会計が予想以上に高くてビックリ…。そんな経験、ありませんか?
「なんでこんなに高くついたんだろう」「次回はもう少し抑えたい」そんな思いを抱く方は多いはずです。
そこで今回は、居酒屋の平均予算や「高い」と感じる理由、予算内で楽しむためのコツまで、実体験を交えながら分かりやすく解説していきます。
平均的な居酒屋の予算はいくら?実際の相場感をチェック!
まず気になるのが、「居酒屋って実際いくらくらい使うの?」という点ですよね。
人によって異なって来ますが、ざっくりと一人あたりの平均予算は以下のようになります。
居酒屋の種類 | 1人あたりの平均予算 | 特徴 |
---|---|---|
格安チェーン店 | 1,500円〜2,500円 | 一品300〜500円が中心。学生にも人気。 |
中堅チェーン・大手 | 3,000円〜5,000円 | メニューも豊富。ビジネス利用にも◎。 |
個人経営・専門店 | 4,000円〜6,000円以上 | こだわり料理・地酒などの提供が多い。 |
私が実際に大学時代によく通っていた格安チェーンの居酒屋では、サワーが280円、唐揚げが390円という価格帯でした。飲みすぎなければ2,000円以内で済むこともあり、学生にとっては強い味方ですね。
ただ、社会人になってから会社の同僚と行くようになった居酒屋では、1杯700円のクラフトビールや、1,200円の旬の刺身盛り合わせなどが並んでおり、いつも5,000円はかかる印象です。
最近は値上げラッシュも続いており、2000年代はビール280円が当たり前でしたが、現在は普通の居酒屋でも生ビール1杯で600円前後は当たり前という状況になって来ました。
なぜ居酒屋は「高い」と感じるのか?
実際の支出が分かっても、やはり「ちょっと高い」と感じることありますよね。
その理由をもう少し深掘りしてみましょう。
1. 単価の錯覚がある
居酒屋では、1品ずつの金額は比較的安めに見えます。しかし、1人3〜4品+2〜3杯のドリンクを頼むと、一気に合計金額が跳ね上がるのです。
たとえば、以下のような注文内容の場合:
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枝豆:350円
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唐揚げ:620円
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ポテト:480円
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鶏の炭火焼:880円
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生ビール×2杯:650円×2
合計:3,630円(税抜)
税込で4,000円近くなります。「なんとなく安く感じるけど、気づけば4,000円」——これが“高く感じる”理由の一つです。
2. お通し代とサービス料の存在
居酒屋では「お通し代」が300〜600円かかるのが一般的。さらに、週末や人気店ではサービス料・チャージ料として5〜10%が加算されることもあります。
私は以前、銀座の居酒屋でお通し代+サービス料で1,000円近く取られた経験があり、正直ショックでした…。
お通しについて細かい内容を紹介していますのでぜひご覧ください。

3. アルコールの価格設定
アルコールは原価に比べて価格が高く設定されている商品です。ビール1杯あたりの原価は100円未満と言われますが、それが600円以上で提供されることも少なくありません。
しかもお酒はつい追加注文してしまうので、飲みすぎが予算オーバーの最大要因になりがちです。
とはいえ、アルコールが居酒屋にとって稼ぎ頭のメニューではあるので、この価格帯は仕方ないのです。
よく飲む人だと1回の来店で6〜7杯という方もいる為、たくさん飲む人と居酒屋へ行く時は飲み放題のあるお店を予約すると良いでしょう。
シチュエーション別の予算目安と賢い使い方
「誰と行くか」「どんな目的か」で、使う金額も変わります。以下はよくあるシーン別の目安です。
シーン | 予算(1人あたり) | ポイント |
---|---|---|
学生飲み | 2,000〜3,000円 | 飲み放題プランが◎ |
会社の飲み会 | 4,000〜6,000円 | コース利用が安心 |
デート | 5,000〜7,000円 | 雰囲気重視なら価格アップ |
一人飲み | 2,000〜4,000円 | 長居せず軽く飲むのがコツ |
私が恋人と初めて行ったデートの居酒屋は、2人で9,000円ほどかかりました。料理が繊細で美味しく、店内の照明もおしゃれで、確かに価格に納得。ただ、「もうちょっと抑えても良かったかな…」と少しだけ反省しました(笑)。
予算内で居酒屋を楽しむための5つのコツ
居酒屋で楽しく過ごすには、ちょっとした工夫が大切です。
1. 飲み放題プランの活用
3杯以上お酒を飲む予定なら、飲み放題の方がお得。とくに平日はコース付きで3,000円〜もあり、安心して楽しめます。
2. 注文数のコントロール
まずは料理を3品程度注文し、様子を見て追加する方式にすれば、頼みすぎによる出費を防げます。
3. クーポンやアプリを使う
ホットペッパーや食べログ、公式アプリなどのクーポンで「10%オフ」や「お通し無料」などのサービスを受けられる場合もあります。
4. 一次会・二次会を分けて考える
飲みすぎて居座るよりは、一次会でサッと切り上げて、二次会はカラオケやバーなど別の場所へ移動する方が、トータルコストを抑えられることも。
5. 支払いは割り勘アプリでスマートに
予算を明確にするには、割り勘アプリ(PayPay送金・LINEペイなど)を使うのが便利。「誰が多く払った?」といったトラブルも防げます。
実際に体験して分かった「予算オーバーの罠」
私がかつて、上司との送別会で失敗したのが、「料理はコースだけど、ドリンクは別注文」というパターン。結果的に、一人6,500円近くになり、かなり焦りました…。
事前にトータル料金を確認し、「飲み放題付きかどうか」をきちんとチェックしておくべきでした。こうしたちょっとした確認不足が、予算オーバーを引き起こすので要注意です!
まとめ:賢く楽しめば居酒屋は高くない!
居酒屋が高いと感じるのは、単価の錯覚や注文の積み重ね、そしてサービス料やお通しといった“隠れ費用”があるから。でも、ちょっとした工夫で予算内におさめ、しっかり楽しむことは十分に可能です。
ポイントを押さえれば、「今日は安く済んだね!」なんて嬉しい気分で帰れるはず。
あなたも次回の飲み会では、この記事の内容をぜひ参考にしてみてください!
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